覚悟していたこともあって、白黒ついたときは、ちょっとホッとしました。
とはいえ、もちろん大ショック!
これから、治療の具体的な話が始まります。
手術前のドクターの見立ては「ⅠB1期」。
「つまり、ステージ1? だとしたら、軽いほうなんじゃ……」と初めは思っていた、とりだまり。
簡単な手術で子宮頸部をちょこっと切るだけで済むんじゃないか、と考えていました。
ところが、日本だとI期・Ⅱ期の治療は外科手術が基本。
ⅠB期でも「子宮全摘」が標準治療だそう。さらに、子宮と繋がっている卵巣にも転移の可能性がなくはないため、妊娠・出産を望まないのであれば、卵巣も切除したほうがよいとのことで……。
うちはもともと子どもを持つ予定はなかったので、妊娠・出産は特に望んでいませんでした。
それでも「卵巣切除? 女性ホルモンが出なくなる? 女性らしくなくなる?」と考えるのはかなり不安でした。
ただ……手術や治療が終わってみると、その点についてはさほど心配いりませんでした。
今は、女性ホルモンを充填できるホルモンパッチがあるからです。
肌に貼るだけで、経皮で女性ホルモンが充填されるため、術後数か月で出てきてしまった更年期障害(これは全然出ない方も多いです)も、すぐに治まりました。
これについては、いずれマンガでも描きたいなと思っています。
ちなみに現在、手術を終えて5年が経ちますが、同世代と比べて、肌や髪も「まぁ、経年劣化もあるので、こんなもんかな……」という程度の衰えで済んでいる気がします。
次回は……「がんの告知。夫の反応は?」です
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