ということで手術を受ける人は、メガネケースは忘れちゃダメ! 絶対に!
でないと、助手のドクターや手術担当の看護師さんが死ぬほど怒鳴られてしまうかもしれません……。
きっと先輩ドクターはこうやって、
「手術室では、目についたどんな小さなリスクも排除すべき」
ということを、後輩ドクターたちに徹底的に教え込んでいくのでしょう。
そして、私のようなボーっとした患者にも。
だって、自分のせいでよそ様がめちゃくちゃ怒鳴られるって、小心者の私にとっては恐怖しかない……。
あのときの助手のドクターもしくは看護師さんには、申し訳なさでいっぱいです。
もし次に手術をすることがあれば、絶対にメガネケース忘れません!
ホントにすみませんでした!
余談ですが、後日、『麻酔科医ハナ』なかお白亞著/松本克平監修(全6巻/双葉社)という漫画を読んで、
「手術中、こんなふうに麻酔科の先生に守ってもらっていたのか!」とものすごく驚きました。
手術をしてくれた外科医のドクターやオペ看護師さんにはもちろん感謝なのですが、
改めまして、麻酔科の先生、生きて帰してくれて本当にありがとう!
……ということで、「全身麻酔ってどんなことするの?」というのを詳しく知りたい方は、
『麻酔科医ハナ』の1巻をぜひ。「来世では麻酔医に、おれはなるっ‼‼」と心底思うくらい面白いですよ!
私も手術前に読んでたら、麻酔医の先生ともっとお話しできたのになー…。残念!
次回は「手術の後の長い夜」です。
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