手術に関しては、「寝落ちした」→「起きたら終わってた」という感じなので、
体感としては、ホントに一瞬。現代医学、バンザイです!
ただ、わたしの場合は全身麻酔の副作用である「シバリング(shivering)」という震えが出ました。
これは、麻酔から覚めた脳が、涼しい手術室で低下した体温を戻そうとして起こるみたいです。
若めの女性(手術時はギリギリAYA世代でした)や、普段お酒を飲まない人、乗り物酔いしやすい人などがなりやすい傾向があるんだとか。
全身がガクガク震えるなんて初めて経験したので驚きましたが、お布団をかけてもらったら、わりとすぐに収まってホッとしました。
その後、再び目覚めて、家族と話し始めると、今度は「うっ!」とくる吐き気が。
これもやっぱり麻酔の副作用で、「PONV(ポンブ:postoperative nausea and vomiting)」という症状だそうです。
PONVが起こる理由はいくつかあるようですが、今のところ防ぎようもないみたいですし。
ならない人はまったく平気みたいなので、これから手術という方は「自分はならないといいな~」と気楽に構えているのがよいのではないでしょうか。
実際に、あとで患者仲間に聞いても、私の周りにPONVを経験した人はあまりいませんでした。
まぁ、なったらなったで「これがPONV……」と思えれば、理由がわかってちょっと気分が落ち着くかも?
次回は「ちょっぴりつらい、術後1日目」です。
コメント