第5話【発覚前⑤】「組織診で、結果が出ちゃいました!」

闘病記(マンガ)

なんとか無事にがんかもしれない細胞の採取を終えましたが……。

さて、細胞診検査の結果「がんかもしれない」となったら、子宮頸がんの場合は、続いて以下のような、より専門的な検査をするようです。

・コルポスコピー観察(専用の拡大鏡で医師が観察)
・組織診(がんが疑われる部分の一部を、鉗子で切除し、病理検査へ回す)
・血液検査(腫瘍マーカーチェック)
・内診
・超音波検査
・MRI(画像診断)
・CT(画像診断)
・PET-CT(画像診断)

など。

組織診では、鉗子で細胞をちょこっと削るため、人によっては痛みがあります。わたしはそこそこ痛かったのですが、平気な方も多いようです。
どうしても怖い場合は、お願いすると麻酔をかけてくれることもあるようですが、「痛い!」と言っている間にすぐ終わるので、麻酔をかけるほどでもないんですよね……。このあたりは悩ましいところです。

組織診や画像検査の結果が出るのは、数週間からひと月後。
患者はその間、悶々として結果を待つわけです。
長いんですよね~、この、待ってる間っていうのが……。

ちなみに「腫瘍マーカー」とは、がんなどの異常があると体内で増える特有の物質のこと。
私の場合は、子宮頸がんで使われる腫瘍マーカーのひとつ「CEA」の値が、基準値上限の3倍ほどでした。
思わず「うわぁ……」と声がでました。

次回は……「発覚後・とりあえず手術が決まりました」です。

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