第29話【治療の中休み①】切った下腹部の守り方

闘病記(マンガ)

術後、とにかくしんどいのが、下腹部に負担をかかる体勢で過ごすことです。
立っていても、座っていても、数時間経つと下腹がむくんでパンパンになり、微妙に熱をもってくる。
なので、こまめに横になってリンパ液を上半身に向かって流して、下腹部の負担をやわらげる必要があります。

その際、足を心臓の位置よりちょっと高めにするために、クッションなどで10㎝程度厚みをつくっておくと、脚のむくみが引きやすい。病院ではそんなふうに習いました。
ただし、あまり高く上げすぎると、太ももの付け根あたりでかえってリンパ液が滞ってしまうんだとか。このへんは注意が必要みたいです。

こうしたこまめな休憩を挟んで、リンパ液が下肢にたまらないようにしないと、リンパ浮腫になるリスクが高くなります。
なので、わたしの場合は、2時間おきくらいに、こまめに横になるようにしていました。で、そのまま眠っちゃう。

実をいうと、術後1年間くらい、こんな感じでした。
自宅仕事だから、好きなときに横になれるということもありますが……だいぶダラけてますでしょうか。
外で働いている方は、どうやって休んでいるんだろう?
そのあたり、すごく気になります……。

次回は「手術の傷跡を、宝物のように思うこと」

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